東京オリンピックで来日した大会関係者が行動制限を守っていないのではないかとの指摘に対し、丸川担当大臣は対象者を特定し、処分するよう組織委員会に求めたことを明らかにしました。

東京大会では、新型コロナウイルスの感染対策のため、選手や大会関係者を隔離する「バブル方式」がとられています。野党側は一部の関係者について、行動制限の規則に違反していると報じられており、「バブルに穴が開いているのではないか」とただしました。

丸川五輪担当相
「報道にあった不正事例について、組織委員会において、早急に対象者を特定、把握し、アクレディテーション剥奪など厳格な処分を行うこと、国内在住者との接触を回避する措置をとることについて、早急な改善を図るよう求めたところです」

丸川大臣は組織委員会に対し、１５日中に処分の方向性について回答するよう、求めていることも明らかにしました。