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空自スクランブル3万回に 中国対応増など

2021年7月20日 23:26

防衛省は20日、航空自衛隊による緊急発進(=スクランブル)を実施した回数が、これまでに3万回に達したと発表しました。中国機への対応が増加したことなどで、スクランブルの回数が急速に伸びています。

防衛省によりますと、1958年にスクランブルの任務を開始して以降、19日時点で、実施した回数が3万回に達したということです。

3万回に達するまでの期間を1万回ごとに分けて比較すると、任務開始から1万回に達するまでにかかった期間は、およそ25年でしたが、今回、2万回から3万回に達するには、およそ15年と、近年スクランブルの回数が急速に増加していることが分かります。

防衛省は、要因について、「中国機への緊急発進の回数が非常に増えたため」などと分析しています。