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“自宅療養基本”立憲が撤回求め要望書提出

2021年8月4日 19:51
“自宅療養基本”立憲が撤回求め要望書提出

新型コロナウイルスの患者について、重症者などを除き、自宅療養を基本とする政府の新たな方針をめぐり、立憲民主党は、田村厚労相に撤回を求め、要望書を提出しました。

立憲民主党の長妻副代表らは、田村厚労相に対し、政府の方針を撤回し、中等症患者については、これまで通り、入院して治療するという原則を堅持するよう求める要望書を提出しました。

立憲民主党・山井議員
「在宅の体制とか全く出来てませんので、ぜひ一度、今回の方針転換を撤回していただきたい」

田村厚労相
「入院以外の方は自宅が基本。入院する方は当然入院です。ホテルの確保が追いつかないぐらいの感染拡大であるということは、ご理解いただいていると思います。その中でどうしても必要な方は、ホテルに行っていただくという対応であります」

また、立憲民主党は要望書で、医療が逼迫(ひっぱく)している地域には、全国から医療従事者を集めたり、入院ができない場合でも、宿泊療養施設に入れるよう体制を作ることなどを求めています。