全国の公立小学校にスクールバス制度を導入することを目指し、自民党の議員は、１７日、議員連盟を立ち上げました。

１７日に立ち上げられた議連で、会長を務める猪口元少子化担当大臣は、今年６月、千葉県八街市で小学生５人が死傷した事故などを踏まえ、「令和の今、子どもたちの安全の観点からスクールバス制度を導入してあげなければ、いつ、だれがするのか、という思いから議連を発足する」と話しました。

八街市の事故を受け、政府は、公立小学校の通学路の点検を実施し、１０月末までに交通安全の対策をまとめることにしていて、議連では、この対策にスクールバスの導入を明記するように求めていくということです。

議連は、今後、八街市を含む５つの地域でモデルケースとしてスクールバス制度が導入されることを受け、全国での導入に向けてヒアリングなどを実施する予定です。