デジタル庁トップ石倉洋子氏起用で最終調整
政府は、来月発足するデジタル庁の事務方トップに一橋大学名誉教授の石倉洋子氏を起用する方向で最終調整に入りました。
一橋大学名誉教授の石倉氏は、日本人女性として初めてアメリカのハーバード大学大学院で経営学博士を取得し経営戦略などを専門としています。
政府関係者によりますと政府は、来月1日に発足するデジタル庁の事務方トップとなる「デジタル監」に石倉氏を起用する方向で最終調整に入りました。
デジタル監をめぐって政府は、当初、マサチューセッツ工科大学メディアラボの元所長・伊藤穣一氏の起用を検討していました。しかし、伊藤氏が、性犯罪で起訴されていたアメリカ人実業家から資金提供を受けていたことに批判が高まったため、他の人物にするか、人選を進めていました。