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人事院、国家公務員の月給と賞与引き上げを勧告 3年ぶり

2022年8月8日 10:58
人事院、国家公務員の月給と賞与引き上げを勧告 3年ぶり

人事院は、国家公務員の月給とボーナスをともに3年ぶりに引き上げるよう政府に勧告しました。

人事院の川本総裁は民間企業の給与との比較から国家公務員の月給を平均で0.23%引き上げるよう勧告しました。民間企業の動きを意識し、初任給と若手給与を引き上げる内容です。

特に、初任給はおよそ30年ぶりの大幅引き上げを求めています。また、ボーナスも0.1か月分引き上げ、4.4か月分とするよう勧告。月給、ボーナスとも3年ぶりの引き上げ勧告です。

この通り実施されれば、国家公務員の平均年間給与は昨年度より5万5000円高い、666万円となります。

川本総裁は、また、今後、博士号を持つ公務員の待遇改善やテレワーク手当を新たに設けていくよう求めました。