河野氏 自民党総裁選への立候補を正式表明
自民党の総裁選挙をめぐり河野ワクチン担当相が10日午後、正式に立候補を表明しました。
河野氏は、人が人に寄り添う「ぬくもりのある国」を目指すと強調しました。
河野ワクチン担当相「自由民主党の総裁選挙に立候補いたします。皆さんと一緒に笑い、皆さんと一緒に泣き、皆さんの思いを受けとめ、皆さんに共感していただける、そんな政治を通じて、人が人に寄り添うぬくもりのある社会をつくっていきたいと思っております」
河野氏はエネルギー政策について、「再生可能エネルギーを最優先で導入していく。それでも足らないところは、安全が確認された原発を当面は再稼働していくのが現実的だ」と述べました。森友学園をめぐる再調査については「必要ない」との考えを示しました。
一方、河野氏が所属する麻生派の幹部が「河野氏、もしくは岸田氏の支持を原則とする。一方で、個別の事情で他の候補を支援することも容認する」ことを確認しました。
立憲民主党・枝野代表「今、政治がやらなければならないのは総裁選挙よりもコロナ対策である」
一方、立憲民主党は、コロナ対策の緊急提言をまとめました。政府に対し、低所得世帯などに1人10万円の給付や、新たな持続化給付金。さらに「教職員へのワクチン優先接種」などを実現するため、速やかに支出を決めるよう求めています。