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河野氏“ぬくもりのある国を目指す”総裁選

2021年9月10日 23:36
河野氏“ぬくもりのある国を目指す”総裁選

自民党の総裁選挙をめぐり、河野ワクチン担当相が立候補を表明し、人が人に寄り添う「ぬくもりのある国」を目指すと強調しました。

河野ワクチン担当相「自由民主党の総裁選挙に立候補いたします。人が人に寄り添う、ぬくもりのある社会をつくっていきたいと思っております」

河野ワクチン担当相は、一日100万回以上のワクチン接種の実現や、ハンコの必要な書類を減らし行政のデジタル化を進めたことなど、この1年間の閣僚としての実績を紹介し、「新しい価値を生み出して世の中を便利にする。それを引っ張っていくリーダーになりたい」と強調しました。

これまで「脱原発」を訴えてきた河野氏ですが、会見では「再生可能エネルギーを最大限・最優先で導入する。足りないところは、安全が確認された原発を再稼働していくのが現実的だ」と説明しました。

すでに出馬表明している岸田前政調会長は、10日夜、インスタグラムのライブ配信に挑戦。普段と異なった、くだけた様子で質問に次々と回答していました。

 「『ふみきゅん』ってあだ名は嫌ですか?」
 「はい、好きです。ぜひ使ってください」
      (岸田氏のインスタグラムより)

また、高市前総務相は、「しっかりとお金をかけていかないと、もう日本の国を守れない状況に今なっている」と述べ、防衛費を大幅に増やすべきとの考えを示しました。

立憲民主党・枝野代表「今、政治がやらなければならないのは、総裁選挙よりもコロナ対策である」

立憲民主党は、コロナ対策の緊急提言を10日にまとめました。政府に対し、低所得世帯などに1人10万円の給付や新たな持続化給付金、さらに「教職員へのワクチン優先接種」や「感染拡大地域の生徒へのPCR検査の実施」などを実現するため速やかに支出を決めるよう求めています。