立憲民主党が安倍前総理大臣の経済政策「アベノミクス」の問題点などを検証する委員会の初会合を開きました。来週にも検証結果をとりまとめ、来る衆議院選挙の公約に反映させていく考えです。

立憲民主党・枝野代表
「アベノミクスをどう評価し、これに対してどう対応するのか。この国のこれからの政治経済社会のあり方について、大変大きい」

初会合で委員長を務めた江田代表代行は、「アベノミクスは、お金持ちをさらにお金持ちにし、格差や貧困が広がった」と指摘した上で「ＧＤＰ（＝国内総生産）の半分以上を占める消費が伸びない事が、日本経済混迷の最大の要因だ。これにメスを入れていく」と述べました。

委員会では、来週にも検証結果をとりまとめる事にしており、来る衆議院選挙の公約に反映させていく考えです。