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自民・総裁選 石破氏“立候補断念”表明へ

2021年9月15日 11:21
自民・総裁選 石破氏“立候補断念”表明へ

自民党の総裁選挙が17日告示をされるのを前に、石破元幹事長は15日午後、立候補を見送ることを表明する見通しです。

石破元幹事長は午後4時から、自らが所属する派閥の臨時総会で、総裁選には立候補せず河野ワクチン担当大臣を支援する考えを表明する見通しです。

その河野氏は15日朝、新型コロナで売り上げが減少している飲食店経営者らと意見交換を行いました。一方、岸田前政調会長は、15日は電話やオンラインで党員らに対し、支持を訴えるということです。また、高市前総務大臣は15日朝から、国会の議員会館の事務所を回り、自身の著書を配りながら、支持を訴えました。

そして、立候補に意欲を示している野田幹事長代行は14日夜、ツイッターで「私自身が動く必要性を強く感じ、残された期間で準備に入る覚悟をした」と発信しました。野田氏に近い議員は、「推薦人が集まるかどうか、ぎりぎりまで見極めたい」と語りました。

立憲民主党・安住国対委員長「どれぐらいの(期間の)臨時国会をやるか。その中で何をやるか、はっきりさせたい」

一方、立憲民主党の安住国対委員長は、来月召集される見通しの臨時国会では、新しい総理を選ぶだけではなく、コロナ対策のための質疑をするべきだと強調しました。