石破元幹事長“出馬せず”河野氏の支持表明
自民党の総裁選挙をめぐり石破元幹事長は15日午後、派閥の会合で立候補を見送り河野ワクチン担当大臣を支援することを表明しました。
石破氏はさきほどから記者会見を行っていて、河野氏を支持する理由として政治理念と国家に対する危機感、国家国民に対する使命感、これを共有したことだと説明しました。
石破氏は記者会見で「自民党を変えてほしいと。政治を変えてほしいと、この多くの国民の声にこたえるために、改革を志す勢力が二分することなく、一致すべきであるという思いで決断に至った」と述べました。
これで総裁選は河野氏、岸田氏、高市氏の3人を軸とした構図が固まることになります。
一方、立候補に意欲を示している野田幹事長代行は、推薦人の確保に向け、最終調整を行っています。野田氏に近い議員は「20人の推薦人確保が見えてきた。明日、ぎりぎりまで努力する」と語りました。
一方、立憲民主党の安住国対委員長は、来月召集される見通しの臨時国会では、新しい首相を選ぶだけではなく、コロナ対策のための質疑をするべきだと強調しました。