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岸田新総裁を選出 戦い終えた4人の発言

2021年9月29日 18:09
岸田新総裁を選出 戦い終えた4人の発言

自民党総裁選は岸田文雄氏が新たな総裁に選出されました。開票後の各候補のコメントのポイントをまとめました。

●岸田文雄新総裁

私たちは、これから、衆議院総選挙、参議院選挙に臨んでいかなければなりません。私たちは、生まれ変わった自民党をしっかりと国民の皆さんに示し、支持を訴えていかなければなりません。総裁選挙は終わりました。ノーサイドです。全員野球で、自民党が一丸となって、衆議院選挙、参議院選挙に臨んでいこうではありませんか。

足元においては、引き続き、我が国の国難が続きます。コロナ対策、必死の覚悟で、努力を続けていかなければなりません。また、数十兆規模の経済対策、年末までにしっかりと、つくり上げなければなりません。

私は、早速きょうから全力で走り始めます。全国の党員の皆さん、そして国会議員の皆さん、ぜひ一緒に走っていただきたいと思います。岸田文雄の特技は、人の話をしっかり聞くということであります。

ぜひ皆さんと一緒に、開かれた自民党、そして、明るい日本の未来を目指して、努力をする覚悟であります。

●2位 河野太郎氏

私の力不足でありまして、非力な候補者をここまで応援してくれた多くの仲間、また党員・議員の皆さん、地方議員の皆さん、そして国民の皆さん、私の力不足をお詫び申し上げるとともに、ここまで支えてくださったことに改めて感謝申し上げたいと思います。

岸田新総裁には、私が当選1回のときの遺伝子組み換え食品の表示の問題、消費者問題特別委員会でいろいろ一緒に仕事をさせていただいて、それ以来、大変お世話になっておりますので、しっかりと日本の舵取りをやっていただけると思っております。全力で支えていきたいと思います。

Q人事ポストの打診があったら引き受ける?

――仮定のことには、今お答えするのが適当じゃないと思います。

●3位 高市早苗氏

心から、同志の議員の皆様や、応援してくださった党員党友の皆様に感謝、感謝、感謝の気持ちでございます。国会議員票で114票も頂戴できたということは、本当にもう政策でご評価を賜れたということだと思います。それはとても私にとって心強く、また誇りにもなりました。地方票については、もう私の努力不足でございます。

Q人事について、打診あれば受けるか。

――きょう総裁選挙が終わったばかりでございますので、そのようなことは全く今考えてません。

Q安倍前首相の支援について。

――本当にたくさんの国会議員の方にお電話したり、訪問したり、私がしきれなかったところ、部分をカバーをしていただき、いろんな面で私の手の届かないところを、もう選対本部長や事務局長と一緒になってやっていただいてたんだろうと思って、深く感謝を申し上げております。

●4位 野田聖子氏

大変すばらしい推薦人と、私も知らない心ある自立した国会議員の票をいただきまして、大変うれしく思っています。少なくとも私が出なければ、総裁選挙の争点に子供や女性や社会的弱者っていうのは出なかったと思いましたので、一定の役割っていうか、どこに私たちはこれから注力しなきゃいけないかっていう考え方の転換を伝えることができました。

Q人事で要請があれば受けるか。

――全く今考えてなかったんですけど、私自身は党としてできることはしっかり取り組みたい。いつも思ってます。