岸田新総裁「人事には、あす1日かかる」
自民党の岸田新総裁が会見し、党役員人事について「あす1日かかるのではないか」と述べました。
岸田新総裁
「コロナ対策、これからも全てをかけて必死に取り組んでいかなければなりません」「年内に数十兆円規模の経済対策を策定することによって、多くの国民の皆さんに、ともに協力していただける、こうした雰囲気をつくっていきたい」「現状考えると、より中堅若手への思い切った登用が必要である。そういった思いで、人事に取り組んでいきたいと思います」
自民党役員人事については「あす1日かかるのではないか」と述べた上で、幹事長については「まだ具体的な名前は確定していない」と語りました。
総裁選に立候補した河野ワクチン担当大臣、高市前総務大臣、野田幹事長代行について、「党内においてその能力を発揮していただけるようなことを考えていきたい」と述べ、要職への起用を示唆しました。
また、衆議院の解散について、「政治状況を見極めた上で総理としてしかるべき時期を判断していきたい」と述べ、次の衆議院選挙の勝敗ラインについては与党で過半数としました。
一方、森友学園や加計学園をめぐる問題については、「国民がいろいろな意見がある、思いがあるとしたら、今度は政治の立場からしっかり説明をしていかないといけない」と述べました。