×

岸田総理初の組閣 衆院選は31日投開票へ

2021年10月4日 16:18
岸田総理初の組閣 衆院選は31日投開票へ

総理官邸では、第100代の総理大臣に選ばれた岸田総理が、初めての組閣を行っています。

総理官邸では、岸田内閣の閣僚となる議員が、続々と呼び込まれています。

衆議院・大島議長「岸田文雄くんを衆議院規則第18条第2項により本院において、内閣総理大臣に指名することに決まりました」

国会での総理大臣指名選挙の結果、自民党総裁の岸田文雄氏が第100代の総理大臣に選ばれました。

岸田新総理は、4日午後3時前に総理官邸に入り、組閣本部を設置しました。岸田内閣は正式に発足しますが、最初の大きな関門になるのが衆議院選挙です。

岸田総理は、与党幹部に対し、衆議院を14日に解散し衆議院選挙を今月19日公示、31日投開票の日程で行う意向を伝えました。

当初は、11月7日の投開票が有力視されていましたが、岸田総理の周辺は、「補正予算と来年度予算の編成を年内にやらないといけないので、早く選挙をする必要があった」と説明しました。

ただ、ある自民党議員は、「新型コロナの感染状況が落ち着いているうちに選挙をやってしまいたいのだろう」と指摘しました。

また、自民党の重鎮議員は、「野党から追及される前に選挙をやってしまえ、ということだ」と語るなど、与党内には選挙を早くやった方が勝てると判断したとの見方が広がっています。