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拉致被害者「生きていない」生方議員が撤回

2021年10月11日 15:59
拉致被害者「生きていない」生方議員が撤回

北朝鮮による拉致被害者について立憲民主党の生方幸夫衆議院議員が「もう生きている人はいない」と発言したとして、拉致被害者家族会らが抗議声明を出しました。これを受け、生方氏は発言を撤回し謝罪しました。

家族会の支援団体によりますと、生方氏は、先月に行った会合で、北朝鮮による拉致被害者について「日本から連れ去られた拉致被害者というのはもう生きている人はいない」「生存者がいると思っている人はたぶん自民党でも一人もいないと思う」などと発言しました。

この発言について家族会と支援団体は「すべての拉致被害者の救出のために心血を注いできた家族や被害者自身の生命に対する重大な侮辱であり冒とくだ。強く抗議する」との声明を出し、発言の取り消しと謝罪を求めました。

声明を受け生方氏は、11日、自身のTwitterで、「不適切な発言をしてしまいました。発言を撤回するとともに、拉致被害者の家族の皆様及び関係者の皆様にお詫び申し上げます」と謝罪しました。