れいわ山本代表 東京8区から出馬とりやめ
れいわ新選組の山本太郎代表は次の衆議院選挙で、東京8区から立候補することを先週発表しましたが、これを取り下げることを11日夜、横浜市内で行った街頭演説で明らかにしました。
東京8区からの立候補を取り下げる理由について、山本代表は、「大きなハレーションが起きた。東京8区で、既に活動し、支援してきた人の声を受け止める」と述べ、「一番迷惑をかけた東京8区の候補者と支援者に心からお詫びします」と陳謝しました。
れいわ新選組は、先月、立憲民主党・共産党・社民党の野党3党と政策で合意し、小選挙区での候補者の一本化でも連携を図ることで一致していました。このため、山本氏が事実上の野党統一候補となるかが焦点となっていましたが、白紙に戻ったかたちです。
東京8区からは立憲民主党の吉田晴美氏と共産党の上保匡勇氏が立候補予定で、立憲民主党の吉田氏の支援者からは山本代表の立候補表明に対し、「今までの積み上げを無視して、非常に混乱している」との声が上がっていました。
東京8区からは、さらに自民党の現職・石原伸晃元幹事長と日本維新の会の笠谷圭司氏が立候補を予定しています。