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政治団体“寄付”めぐり…野党側、秋葉復興相を追及

2022年11月15日 12:20
政治団体“寄付”めぐり…野党側、秋葉復興相を追及

国会で野党側は、秋葉復興相が代表をつとめる自民党の支部が、別の政治団体におよそ600万円の寄付をしていたのはなぜかと追及しました。

野党側は、この団体が解散した際、300万円余りが残っていたことについて、なぜ放置していたのかと迫りました。

立憲民主党・荒井議員「政党支部が、大臣が何らかの根拠を持って600万円を寄付をしようというふうに思いを託したところがなくなったんであれば、そのお金をすぐにそもそも戻すべきだし、寄付をした人たちに対して、献金をした人たちに対して、しっかりと説明をする義務だって本来大臣にはあるんじゃないですか」

秋葉復興相「元代表に確認したところ、この政治団体を解散して残金が出たけれども、自分のものではないし、どう処理すればいいのかずっと考えていたということでございました。日常に忙殺され対応がのびのびになっていたところ、政党支部に戻すべきだと考えて、すぐに手続きをさせていただいたということのようです」

秋葉復興相は、残金は政党支部に返還されたと説明しました。

野党側は、寄付や献金を受けた人に対し説明やおわびをしたのかただしましたが、秋葉復興相は「当該団体は、間接的に私の活動を支えていたと思っている。しっかりと疑念のないよう取り組んでまいりたい」と述べるにとどめました。

一方、いわゆる統一教会の被害者を救済する新たな法案について、自民党の茂木幹事長が、政府に対し今週中に概要をとりまとめるよう要請していることを明らかにしました。概要がまとまり次第与野党の幹事長会談を開く考えです。