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野党側 オミクロン株の水際対策を追及

2021年12月9日 11:55
野党側 オミクロン株の水際対策を追及

岸田首相の所信表明演説に対する代表質問で野党側は新型コロナウイルスの水際対策について追及しました。

岸田首相は、空港検疫での検査体制の精度を問われ、「迅速に結果が判明する抗原定量検査が最も適している」と説明しました。

立憲民主党・小西洋之議員「PCR検査よりも大きく精度に劣る抗原定量検査を空港検疫に用いています。オミクロン株等の流入・まん延を阻止するためになぜ、待機施設の増強、PCR検査の実施等の水際対策を実行できないのか」

岸田首相「空港検疫でのPCR検査の実施については、大量の検査結果の判明までの待機時間を短くする必要があることから、迅速に結果が判明し、PCR検査と一致率が高い、抗原定量検査が現時点では、最も適していると考えています」

また文書通信交通滞在費をめぐって野党側が日割り支給やつかいみちの公開などの制度改正を求めていることについて岸田首相は「各党各会派がそれぞれの考えを持ち寄って議論し、合意を得る努力を重ねる必要がある」とこれまでと同じ答弁を繰り返しました。