参議院選挙の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍元総理大臣の告別式が12日午後、行われます。
東京・港区の増上寺から、天野記者が伝えます。

午後1時から行われる告別式は、安倍元総理の昭恵夫人が喪主をつとめ、親族による家族葬の形式で行われます。岸田総理大臣や自民党幹部らも参列予定で、自民党の麻生副総裁が弔辞を述べるという事です。

また、午前9時から一般の方向けの献花台が設けられました。多くの方が安倍元総理に最後のお別れを言うため、列を作っています。

告別式のあとは、安倍元総理のひつぎを乗せた車が永田町の自民党本部や事務所のある議員会館、さらにおよそ9年間、総理として過ごした総理官邸、そして国会議事堂の周辺をお別れのあいさつをしてめぐる予定です。

自民党本部前には15日まで記帳台と献花台が設けられている他、後日、東京と地元・山口県でそれぞれ、お別れの会が行われるということです。