政府「ロシア外交官を国外追放」方針固める
ウクライナ情勢をめぐり、政府がロシアの外交官を国外追放する方針を固めたことが分かりました。
複数の政府関係者によりますと、政府はロシアへの対抗措置として、ロシアの外交官を国外追放する方針を固めました。政府は、これまで国外追放については慎重に検討を続けていましたが、欧米諸国がロシアの外交官の国外追放に踏み切ったことを受け、決断しました。
政府関係者は、「G7と足並みをそろえることと、ロシアが対抗措置をとると明言しているので、こちらから先にやるという判断だった」と話しています。
また、外務省関係者は国外追放について、「日本の外交姿勢を示す象徴的な行為だ」と話しています。
一方、岸田首相は8日夕方、記者会見を開き、ロシアへの追加制裁や外交官の国外追放などについて自ら説明することにしています。