サッカー本田圭佑選手が語った「スポーツの未来」
2日朝、自民党本部で行われたスポーツ関連の会議にサッカーの本田圭佑選手が参加し、自民党議員に対して、「スポーツの未来」をテーマに講演しました。
本田圭佑選手「皆さん、おはようございます。講演って大それたものじゃないんですけど、スポーツの未来っていうのは、どこまで自分自身が関われるかというのは、ちょっとまだ見えないところがあるんですけど、自分自身がこれまで培ってきた経験、そして今やっていることを、選手としてだけでなく、指導者として、そしてビジネスマンとして、いろんな角度からやっているからこそ見えることがあると思ってますので、そのへんの自分なりの考えですね。今日は皆さん、シェアできればなと思ってますので、よろしくお願いいたします」
講演で本田選手は、「スポーツの原点は遊びだ」とした上で、公園は制約が強く自由な遊びができる環境ではないと指摘。「最初からクラブとか部活とか言う前に、まず近くの公園で遊べるような環境をつくれないか」と話したほか、「日本の子どもたちは最初から一種目しかやらない。いろんな種目をやっていき、多様な能力を遊びの中で生かしているうちに一番適正なスポーツが出てくるので、そういうふうに変えるべきではないか」などと提案したということです。