自身のパワハラ問題をめぐり鹿角市の関厚市長が、30日開会した市議会の冒頭で謝罪しました。自らの言動がパワハラにあたるかどうか第三者委員会を立ち上げる考えも示しています。

鹿角市では、関厚市長からのパワハラについて先月、職員にアンケートをしたところ、回答した257人の約3割が「パワハラを受けた」あるいは「受けてはいないが目撃した」と答えました。

関厚市長
「私の""パワハラまたはパワハラ的な言動等に関する実態調査報告書"を受け、これまでにつらい思いや不快な思いをさせてしまった職員の皆さまには改めてお詫び申し上げます。また、このことによって行政に対する信頼を失墜させてしまったことに対して議員皆さま、また市民の皆さまに深くお詫びを申し上げます」

関市長は、市議会の冒頭で謝罪し、自らの言動がパワハラにあたるかどうか、外部の有識者でつくる第三者委員会を立ち上げる考えを示しました。

鹿角市議会は来月20日までの日程で、議員からは関市長に対し厳しい声があがることが予想されます。