立憲民主党の新代表に野田氏 県関係の国会議員の投票先は
全国ニュースでもお伝えしています通り、立憲民主党の新たな代表に野田佳彦元総理大臣が選ばれました。県関係の2人の国会議員に投票先と受け止めを聞きました。
4人による争いとなった立憲民主党の代表選挙。
県関係の国会議員では秋田県連代表の緑川貴士衆議院議員が党代表の泉健太氏の推薦人となり、投票については「選挙期間中の主張を見極めたうえで決めたい」と述べていました。
一方、寺田学衆議院議員は野田佳彦元総理大臣の推薦人に。「政権を担う経験と信頼感を考えたとき最もふさわしい」などと説明していました。
代表選挙は、党所属の国会議員や地方議員、それに党員・サポーターなどが投票を行い、それぞれに割り当てられたポイントの合計で争われます。1回目の投票ではどの候補も過半数をとることができなかったため、上位2人による決選投票が行われ野田氏が新たな代表に選出されました。
野田佳彦氏「私は本気で政権を取りに行く覚悟であります」「総選挙は間違いなく早い段階で実施されますでしょうからその戦いの準備をもうきょうから始めたいと思いますつきましてはあしたの午前中までには人事の骨格を決めたいと思います」
1回目、決選投票ともに野田氏に投票した寺田氏は秋田放送の取材に対し「自民党政権で失った政治の信頼を新体制のもとで取り戻すべく努力する。」と回答。
一方で緑川氏は1回目の投票では泉氏に、決選投票では野田氏に投票ことを明らかにしたうえで「旧態依然とした金権体質・利権体質の政治を払拭し緊張感ある政治を実現する。その先頭に立って取り組んでいただきたい」とコメントしています。
野田新代表は次の衆議院選挙に向け野党同士、対話できる関係が必要だと訴えています。今後それぞれの選挙区で候補者の調整が進むかも焦点の1つとなります。