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【衆院選2024】投開票から一夜明け…村岡氏と福原氏 それぞれの朝

2024年10月28日 18:19
【衆院選2024】投開票から一夜明け…村岡氏と福原氏 それぞれの朝

初当選から一夜。2017年以来の当選を果たした村岡敏英氏は、父・兼造さんの墓前で決意を新たにしました。

初めて選挙区での当選を果たした村岡氏。

28日朝も選挙中の“チカラめし”だった妻の手作りおにぎりを食べて1日をスタートしました。

村岡敏英氏
「今度こそ今度こそがどこの遊説でも言われたんで、本当にありがたかったなと、背水の陣、負ければ終わりという気持ちでやってましたんで」

27日夜は、自宅で久しぶりにビールを飲んで祝杯を上げたといいます。

国民民主党から立候補して、衆議院の議席を得たのは、県内はもちろん、東北でも村岡氏が初めてです。

一方、県議会や県内の市町村議会には、党籍を持つ議員は1人もいません。

思い描く政策を実現するため、今後は、地元議員との連携も図っていきたいと考えています。

村岡氏
「地方議員を、入っていただいて、党勢拡大ですけど、国民民主の場合もそのような形はしていきたいと思いますけども、ただ必ずしも党籍を持ってやらなくても、連携の中でもやれると思っていますので、その辺はこれから考えていきたい」

かつて、官房長官を務めた父・兼造さんも眠るお墓に、勝利の報告に訪れた村岡氏。

墓前で、政治家としての決意を新たにしました。

村岡氏
「やっと小選挙区で勝ちましたと、秋田のため、日本のために頑張りたいと思うので、見守っていただきたいと、こういう形で話しました」
「農業にしても、産業にしても、介護や福祉や教育やそれぞれのものが、地方が抱える課題を解決するために頑張っていきたい、こういうふうに思っています」

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比例復活で初めての当選を果たした、自民党の福原氏。

28日は午前10時ごろ、事務所を訪れ、報道機関の取材に応じました。

福原淳嗣氏
「でも私正直ですね、終わった感じがしてないんですよ。うん終わってないです」
「自分が背負って立つ公党である自民党を変えていくということと、ふるさと秋田が日本の未来を耕すんだという政策、やっぱり実現するために『きょうから動く』ということを改めて思いを強くしました」

福原氏は、かつて元衆議院議員の故・野呂田芳成氏の秘書を務めていました。

それから20年近くの時を経て、野呂田氏と同じ衆議院議員になりました。

福原淳嗣氏
「私は野呂田先生や金田先生の足元にも及びません。でも先生たちと同じぐらい仕事をできるように『がんばるぞ!』という気持ちはあります。気持ちはありますが、遠く及びません。そこは先生、ご指導のほど、よろしくお願いいたします」

8月まで、9年あまりにわたって大館市長を務めていた福原氏。

在任中は、秋田犬など地域の魅力の発信に取り組んで来ました。

ーあの秋田犬の帽子はどうされますか?
福原淳嗣氏
「かぶっていいんだったらかぶりたいですし、行く先々で『被らないの?』ってやっぱり言われまして、その部分は私は大切にしたいなと思っています」
「いかに国民と政治家の距離を近いものに、親和性っていうんですか、親の平和の和って書いて親和性とか親しみっていうのはやっぱり留意、気をつけて、いい意味で留意しないといけないと思いますね」

大学生の時に政治の道を志し、今度は国政の場へ立つ福原氏。

「きょうから動く」の言葉通り、早速支持者や支援者へのあいさつ回りへと向かいました。

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