岸田首相 「諦めず粘り強く救助活動を」改めて指示 非常災害対策本部
岸田首相は政府の非常災害対策本部で救命活動に全力をあげるよう改めて指示しました。
岸田首相
「いまだ救助が難航している箇所もありますが、諦めず粘り強く、漏れのない救助活動をお願いいたします」
岸田首相はまた「相当程度の孤立集落や安否不明者がいる」として自治体と連携し状況確認を急ぐよう指示しました。
さらに、「多くの道路はまだ損壊があり、 物資や機材、要員の輸送を妨げている」とした上で、「ライフラインの復旧を加速するためにも輸送ルートの回復に全力を尽くしてほしい」と述べました。
そして、地震のあとの避難生活による体調悪化などが原因で亡くなる「災害関連死」を防ぐため、「避難所の衛生環境や生活環境の整備、被災者の健康維持の支援に一層力を入れてほしい」と強調しました。