NHKネット業務を「本来業務」に位置づけ?有識者らが規制の必要性など検討 総務省
NHKのインターネット業務を放送と同じ「本来業務」と位置づけるべきかを話し合う、総務省の検討会が21日から始まりました。
NHKのネット業務は放送法で「放送の補完」と定められ、予算の上限も200億円に制限されています。
21日に初会合が行われた、総務省の「公共放送ワーキンググループ」は、NHKのネット業務を地上波の放送などと同じ「本来業務」と位置づけるか、や、どのような規制が必要か、などを有識者らが検討するものです。
初会合に出席した寺田総務大臣は「検討にあたっては、NHKの肥大化や民業圧迫に対する懸念の声にもしっかりと耳を傾ける必要がある」と挨拶し、NHKが業務や受信料などの改革に取り組む姿勢も注視しつつ検討を進めるよう求めました。
検討会では、年内にも論点の整理が行われる予定です。