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常任理事国のロシアがウクライナ侵攻 “国連改革”の必要性示す 岸田首相

2022年3月14日 11:44
常任理事国のロシアがウクライナ侵攻 “国連改革”の必要性示す 岸田首相

国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアがウクライナを侵攻したことを受け、岸田首相は国連改革に取り組む必要があるとの考えを示しました。

岸田首相「国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアの暴挙は新たな国際秩序の枠組みの必要性を示していると考えています」

国連の安保理は、先月、ロシア軍の撤退を求める決議案がロシアの拒否権行使によって否決されるなど、機能していないとの指摘があります。

こうしたことを受け、岸田首相は「常任理事国による拒否権の行使は最大限自制されるべきだ」と指摘しました。

さらに、フランスなど国連改革に前向きな国々と協力する考えを示した上で、「安保理改革、国連改革に日本としてもしっかり努力を続けていきたい」と強調しました。

一方、岸田首相は日本国内の原子力発電所の警備をめぐり警察の専従警備隊を設置することについて政府内で議論をする考えを示しました。