石破首相の答弁に「慣れてきた」「反省の色ない」 論戦2日目…与野党の反応
国会では3日も、与野党による代表質問が行われています。この2日間の石破首相の答弁について、与野党の議員はどのように感じているのでしょうか。中継です。
首相周辺を取材すると、「らしさ」を取り戻すために石破首相自身も答弁にはかなり気を使っている様子が浮かび上がります。
石破首相は答弁にあたって「頼むから自分が言いやすいように話をさせてくれ」と話しているということで、いわゆる「ご飯論法」にならないよう、丁寧な答弁を心がけているといいます。
また、自民党幹部の1人は、石破首相の様子について「慣れてきた」と話し、閣僚の1人も「前と比べて元気になった」と評価する声があります。
野党側は厳しい反応をみせています。
石破首相は、企業・団体献金について「不適切ではない」と答弁し、禁止を主張する野党に反論しています。
この点について、ある立憲民主党の幹部は「言葉では低姿勢といっているが、政治とカネでは強気で反省の色がない」などと批判しています。また、別の立憲幹部は「自分の言葉で話そうとしてるのはわかるが、そういう時こそ失言する」などと話しています。