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“裏金事件”めぐり国会議員ら39人の処分決定 対象とならなかった45人には厳重注意の方針

2024年4月4日 21:35
“裏金事件”めぐり国会議員ら39人の処分決定 対象とならなかった45人には厳重注意の方針

自民党は、党紀委員会を開き、いわゆる裏金事件をめぐり関係する39人の国会議員らの処分を正式に決定しました。

自民党・茂木幹事長「これだけ多くの処分者が出たと。また厳しい処分も含まれているということについては重く受けとめたい」

自民党の党紀委員会は安倍派のトップである座長を務めた塩谷立氏と参議院側のトップだった世耕弘成氏の2人を今回、最も重い「離党勧告」処分としました。

安倍派幹部でキックバック再開をめぐる協議に参加していた下村博文氏と西村康稔氏は一段階下の「党員資格停止1年」としました。また、安倍派の事務総長をつとめていた高木毅氏は「党員資格停止6か月」、安倍派5人衆のうち松野博一氏と萩生田光一氏はさらに軽い「党の役職停止1年」の処分となりました。

二階派の事務総長の武田良太氏も「党の役職停止1年」の処分となっています。

このほか、収支報告書の不記載の額が1000万円以上の14人が党の役職停止処分、500万円以上1000万円未満の17人が「戒告」処分となりました。

不記載額が500万円未満で処分の対象とならなかった45人については茂木幹事長が厳重注意する方針です。

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