石破首相、ペルー大統領と会談 “資源の供給源”連携強化を確認
石破首相は日本時間18日未明、APEC首脳会議出席のため訪問していた南米ペルーでボルアルテ大統領と会談し、戦略的パートナーとして連携を強化する方針を確認しました。
石破首相「日本とペルーは価値や原則を共有する 戦略的パートナーであります、2国間関係の強化のみならず 地域情勢や国際場裡における協力を さらに深めていくことで完全に一致した」
首脳会談で両首脳は今後10年間を見据え幅広い分野で協力関係を強化する方針を確認し、ロードマップを策定しました。
具体的には豊富な鉱物資源を持つペルーを日本は南米の重要な資源の供給源と位置づけ、サプライチェーンの強靱化に向け連携を強化する考えです。
また、ペルーには中南米で2番目に多い日系人が住んでいることなどから日系社会との連携強化も確認しました。
石破首相は、この首脳会談をもってAPEC首脳会議を中心とするペルーでの外交日程を終えました。次はブラジルのリオデジャネイロでのG20サミット=主要20か国・地域首脳会議に出席します。
最終更新日:2024年11月18日 5:42