ASEAN＝東南アジア諸国連合の一連の国際会議に合わせ、岸田総理大臣とともに、裕子夫人もインドネシアを訪れています。裕子夫人は、「多様性」や「女性の活躍」などをテーマに視察を行いました。


裕子夫人が7日訪れたのはジャカルタ市内にある日系ゼネコン企業の事務所です。この事務所では自閉症の人を積極的に雇用していて、裕子夫人はこの企業が進める多様性への取り組みなどについて説明を受けました。

岸田裕子夫人
「いろいろな考え方や価値観、文化などそういう多様性のあるものを受け入れる土壌ができているインドネシアですので、日本も多様性を進めていくという面でいろいろと学ぶことも多いのではないかなと思いました」

裕子夫人は6日、インドネシアで日本語教育に従事する日本人女性らと懇談を行いました。

今回の視察先は裕子夫人の希望もあり、岸田政権が力を入れる「多様性」「女性の活躍」などのテーマで選ばれたということです。

ある政府関係者は「視察の中身は岸田総理にも報告され、政策決定の参考になるだろう」と話しています。