×

野党側、岸田首相への追及強める 安倍派幹部への再聴取

2024年3月28日 12:21
野党側、岸田首相への追及強める 安倍派幹部への再聴取

参議院予算委員会では採決の前提となる来年度予算案の締めくくり総括質疑が行われています。野党側は岸田首相が行っている安倍派幹部への再聴取をめぐり、追及を強めています。国会内から中継です。

岸田首相が行った聴取で、安倍派幹部の一部が「キックバック再開の判断には、森元首相が関与していた」と新たな証言をしたことがわかっています。野党側は関与があったのか、岸田首相を追及しました。

立憲民主党・辻元清美議員「安倍派幹部の一部から、キックバック再開の判断には、森元総理が関与していた。こんな新証言が出たと報道されました。事実ですか」

岸田首相「報道は承知していますが、いま自民党としての聞き取り調査、これは政治責任、あるいは道義的責任を明らかにするために必要な聞き取り調査を行うということで、今の調査を行っております。調査を続けておりますので、今の段階で内容について明らかにする、これは控えております」

立憲民主党の辻元議員は、森元首相が関与したとの新証言について、「握り潰したら岸田総理の責任問題になる」と追及したのに対して、岸田首相は「追加の聞き取り調査についても、今後、政治責任を明らかにし、党の判断につなげる」と応じました。

これに先立つ予算委員会の理事懇では、与党側は安倍派幹部への追加聴取について説明を行いました。

この中で、自民党はキックバック中止が正式に決まる前、2022年3月にも協議が行われていたと説明したということです。

これに対して、野党側は「これまでの説明とは違う」などと強く反発し、委員会のスタートが遅れる事態となっていました。

野党側は、実態解明には3月の協議の内容の解明や、森元首相の聴取が必要だとして、追及を強めていく考えです。