女性ダンサー余興“政党交付金からの支出なし”自民党が報告書を野党側に示す
自民党青年局の懇親会に露出の多い衣装を着た女性ダンサーが招かれた問題で、自民党は政党交付金からの支出はなかったなどとする報告書を野党側に示しました。
報告書によりますと、ダンサーによる余興は、離党した当時の和歌山県連の青年局長が1人で企画し、内容は事前に参加者や党には知らせていなかったということです。一方で、参加者がダンサーにチップを口にくわえて渡したり、水着に挟み込んで渡す行為があったことは認めています。また、費用は1人あたり5000円の会費などでまかなわれ、政党交付金からの支出はなかったとしています。
報告書について立憲民主党は「かかった費用の総額を示してもらわないと中身が分からない」として、今後、参議院予算委員会などで自民党側にさらなる説明を求めていく考えです。