新型コロナに感染 岸田首相「可能な限り通常同様の対応を」
新型コロナウイルスに感染した岸田首相は、22日夜、総理公邸からオンライン形式で記者団の取材に応じ、「可能な限り通常同様の対応を行っていきたい」と述べました。
新型コロナに感染した岸田首相は首相公邸で療養していましたが、軽症であることから、22日朝からリモートで執務にあたり、22日夜、オンラインで記者団の取材に応じました。
岸田首相「今のところ大きな不便を感じることなく、仕事を行うことができています。27日から開催されるTICAD(=アフリカ開発会議)へのオンライン出席をはじめ、可能な限り通常同様の対応を行っていきたい」
岸田首相はまた、新型コロナ対策について、保健所などへのさらなる負担軽減策を「一両日中に示す」と述べました。
また感染症法上の措置の見直しや、水際対策の緩和などについても、「早急に方向性を示す」と強調しました。
一方、いわゆる統一教会をめぐる問題で閣僚などを交代させる考えがあるか問われ、「改めて自分自身を点検し、今後の行動について明らかにしてもらわなければならない」「具体的な対応についても引き続き考えていきたい」と述べました。
また、「それぞれの責任で説明することが基本だ」として自民党として調査する考えはないことを重ねて示しました。