日本維新の会の鈴木宗男参議院議員が党への届け出なしにロシアを訪問した問題。本人が釈明しました。

鈴木宗男議員は、今月1日にモスクワ入りし、ロシアの政府高官と会談するなどしていました。

鈴木議員が帰国したことを受け5日、日本維新の会の馬場代表らが本人から事情を聞き、鈴木議員は「日露関係が厳しい環境だからこそパイプは持っておいた方がいい」などと説明しました。

日本維新の会　鈴木宗男議員
「事務的な渡航手続きについても手がまわらない、行き届かなかった面もあるかと私は考えている。私は秘書に責任を負わせるつもりはなく、これは一切私の責任である」

藤田幹事長は記者団に対し、「ロシアに行くことやパイプを持っていることの意義について全否定するものではない」と述べた上で、「手続きについては問題があった」と述べました。

維新の会は6日役員会を開き、鈴木氏の処分について協議することにしています。