自民・麻生副総裁の「ガンだった」批判巡り…公明・山口代表「評価控えたい」
いわゆる安保関連3文書への対応をめぐり、自民党の麻生副総裁が公明党の山口代表らを「一番動かなかった、ガンだった」などと批判しました。これについて、公明党の山口代表は、26日「評価は控えたい」と述べました。
麻生副総裁は、24日の講演で岸田政権が去年12月に閣議決定した、いわゆる安保関連3文書の改定をめぐり、「今の公明党の一番動かなかった、ガンだった」などと山口代表や石井幹事長、さらに北側副代表を名指しして批判しました。
麻生氏の発言について山口代表は、26日の会見で「どういう意図で言ったのか直接、聞いていない。前後の関係もわからないので評価は控えたい」と述べるにとどめました。
その上で、山口代表は「自公で力を合わせながら、国民の求める政策を推進し、課題を乗り越えていく」と強調しました。