【全文】マイナカード申請オンラインは1日だけ延長。自治体窓口は? 総務副大臣の緊急会見 全文
マイナンバーカード駆け込み申請により、オンラインも自治体窓口も混雑したため、総務省は「緊急避難措置」を発表。午後4時過ぎからの総務副大臣の記者会見(ほぼ)全文です。
◇◇◇
尾身朝子総務副大臣
「マイナポイント第2弾のポイントの対象となるカードの申請につきましては、本日が最終日でございます。多くの国民の皆様方に申請の意思をお示しいただきまして誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます」
「そのような中で、マイナンバーカードの申請サイトが混み合っており、大変ご迷惑をおかけしております。緊急避難措置といたしまして、オンライン申請については3月1日中に申請を完了していただければ、マイナポイントの申込対象とさせていただき、総務省としても、しっかり対応させていただきます。また、各地の市区町村窓口も大変混雑している状況でございます」
「この状況を踏まえて、本日来庁されたものの、本日中に申請できなかった方に限り、明日以降、市区町村において、個別にご対応いただいたものについては、『28日中に申請が行われたもの』として取り扱うよう市町村にお願いしております」
「詳しいお手続きにつきましては、来庁された際に市区町村窓口にお問い合わせください。また、カードの申請はオンライン申請や市区町村窓口だけでなく、まちなかの証明写真機での申請や郵送での申請もできますので、こちらも、ぜひご活用いただければと思います」
――オンライン申請については3月1日に申請を完了していればいいということなんですが、これは「28日=本日中にアクセスしているかどうかは問わずに、明日まで(初めての申請でも)認めますよ」ということでよろしいでしょうか?
尾身総務副大臣
「はい、オンライン手続きにつきましては本日非常に混み合った結果、緊急避難的に明日の対応を可能とするものでございます。このため、本日手続きができなかった方だけではなく、明日、初めて手続きをされる方も対象とさせていただきます」
――自治体の窓口での取り扱いですが、これは本日、実際に自治体等に来庁した方で、手続きしようと思ったんだけどもできなかった方の救済措置と思うんですが、これは明日、来なくてもいいということなんでしょうか?
尾身総務副大臣
「いえ、市町村に関しましては、本日可能な限り受付をしていただくよう、窓口体制の確保をお願いしてございます。その上で、「本日来庁したものの、本日中に申請できなかった方」が生じた場合には、お名前等をご確認いただいた上で、明日以降、市町村において個別にご対応いただくこととなっております。基本的には明日、来庁いただきたい、ということでございます」
――最終日ということで、各地の窓口が混雑してるようですが、総務省で最大どれくらいの待ち時間があったとか把握していますか?
総務省担当室長
「本日、朝方頃から、状況によるんですけれども40~75分程度のオンライン申請の待ち時間が出ているという状況でございます。また、夜に向けて待ち時間が延びていくということも想定をしております。また、個別市町村にヒアリングをし把握をしております」
「個別の市町村名は控えさせていただきたいと思いますけれども、土日に比べれば、申請の待ち時間は少し縮小している自治体もあるようです」
尾身総務副大臣
「(オンラインのほうは)本日、非常に混み合ったことを踏まえまして緊急避難的に対応を行うものでございまして、明日中の申請をぜひお願いしたいというふうに思っております。また、窓口につきましても本日ご来場いただいたものの本日中に手続きが終わらなかった方を対象とするものであり、基本的には明日ご来場いただければと考えております」
「また、それ以外にも、郵送や、まちなかの証明写真機での申請もできますので、そちらの方もご活用ください。どうぞよろしくお願いいたします」
――最終日の混乱、混雑の受け止めを。
尾身総務副大臣
「まず、冒頭申し上げましたように、大変多くの方が本日最終日ということで、マイナンバーカードの取得の意思表示をしていただいたということを大変ありがたく受け止めております。その上で、混乱を生じてしまったことに対しましてお詫びを申し上げたいというふうに思います」
「明日、なるべく空き時間、あるいはアクセスが空いているような時間帯を見計らって、オンラインでのご申請をしていただければというふうに思います。明日中に終了することが条件となってございますので、その点につきましてもぜひご理解をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
――例えば「今週いっぱい」とか、もう少し延ばせば、もうちょっと余裕も出ると思うんですけれど、明日にこだわる理由を改めてお伺いたい。
尾身総務副大臣
「2月末が申請期限だということは、かなり前から周知もさせていただいておりましたので、その点は締め切りをいつまでも延ばすということは得策ではないと考えておりますので、ぜひ皆様のご理解をいただければと思います」
――あすになれば、オンライン申請のほうが、少し待ち時間が緩和されるとかの見込みはあるんでしょうか?
総務省担当室長
「マイナポイント第1弾の時も『次の日(まで延長)』ということをやったんですけれども、その時は比較的、あの(申請用)サイトが落ち着いておりまして、スムーズに申請できる状況だったと認識しております。そういうことを踏まえて、明日中の申請をお願いするということでございます」
――自治体の窓口対応ですが、2日以降も申請者の状況によっては例外的に受け付けることもありうるという理解なのか?1日のみという理解なのか、どちらでしょうか?
尾身総務副大臣
「『本日、来ていただいた方への救済措置』ということでございますので、自治体窓口に本日、来ていただいた方のみが対象となります。ですから『改めて来庁していただく』という形をとらせていただきますので、2日以降に(初めて)ご来庁いただいた方等は対象となりません」
――今日きた方で、手続きできなかった方が、明日、よんどころない事情で来られないという場合は、2日以降に個別に対処できるのでしょうか?
尾身総務副大臣
「『今日、できるだけ市町村の方で受けていただく』というのが大前提なので、その上での話ですけれども、明日、来ていただけるようにお願いをしている、ということでございます。その上で、市町村のほうで、いろんな個別に対応はあるかもしれませんけども、私どもとしては明日の対応をお願いしているということでございます」
――自治体窓口で、今日、申請できずに、明日、来庁して申請した方は「28日付の申請」となるのでしょうか?
総務省担当室長
「窓口については『28日付の申請』でございます。オンラインについては、明日のものは『3月1日付』ということで整理がされております」
――自治体窓口での受付は、閉庁時間を過ぎても対応するような市町村があるのか?「今日きて申請ができず、明日また来庁していただく方」は、何か書類を書くとかの手順が必要になるのか?
総務省担当室長
「まず前提として、今日、市町村は閉庁時間を超えて可能な限り窓口で対応していただくようにとお願いをしております。その上で、『今日、何らかの事情で(申請手続きを)できなかった場合は、市町村の方で来られてる方の氏名などを確認してもらって、個別に明日、対応してください』ということをお願いするということでございます」
――再度の申請期限の延長はもうないという理解でよろしいでしょうか?
尾身総務副大臣
「延長はございません」
――仮に、例えば高齢者で、「私はオンラインできないんだけど、28日には来てません。でも、やりたいんだ」という時、もう、その方はお断りということになるんでしょうか?
総務省担当室長
「従前から周知させていただきました通り28日が申請期限ということでございますので、市町村の窓口に来庁いただいて、市町村等の事情でうまく対応できなかった場合に、明日の対応を認めるというものでありますので、『今日ご来庁いただいた方が対象』ということでございます」
尾身総務副大臣
「最後にもう一言申し上げます。繰り返しになりますが、多くの国民の皆様方が申請の意思を示していただいたことに感謝申し上げたいというふうに思います」
「その上で、本日混乱をきたしましたことに対しましては、総務省といたしましても誠心誠意、しっかりと対応させていただきます」
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尾身朝子総務副大臣
「マイナポイント第2弾のポイントの対象となるカードの申請につきましては、本日が最終日でございます。多くの国民の皆様方に申請の意思をお示しいただきまして誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます」
「そのような中で、マイナンバーカードの申請サイトが混み合っており、大変ご迷惑をおかけしております。緊急避難措置といたしまして、オンライン申請については3月1日中に申請を完了していただければ、マイナポイントの申込対象とさせていただき、総務省としても、しっかり対応させていただきます。また、各地の市区町村窓口も大変混雑している状況でございます」
「この状況を踏まえて、本日来庁されたものの、本日中に申請できなかった方に限り、明日以降、市区町村において、個別にご対応いただいたものについては、『28日中に申請が行われたもの』として取り扱うよう市町村にお願いしております」
「詳しいお手続きにつきましては、来庁された際に市区町村窓口にお問い合わせください。また、カードの申請はオンライン申請や市区町村窓口だけでなく、まちなかの証明写真機での申請や郵送での申請もできますので、こちらも、ぜひご活用いただければと思います」
――オンライン申請については3月1日に申請を完了していればいいということなんですが、これは「28日=本日中にアクセスしているかどうかは問わずに、明日まで(初めての申請でも)認めますよ」ということでよろしいでしょうか?
尾身総務副大臣
「はい、オンライン手続きにつきましては本日非常に混み合った結果、緊急避難的に明日の対応を可能とするものでございます。このため、本日手続きができなかった方だけではなく、明日、初めて手続きをされる方も対象とさせていただきます」
――自治体の窓口での取り扱いですが、これは本日、実際に自治体等に来庁した方で、手続きしようと思ったんだけどもできなかった方の救済措置と思うんですが、これは明日、来なくてもいいということなんでしょうか?
尾身総務副大臣
「いえ、市町村に関しましては、本日可能な限り受付をしていただくよう、窓口体制の確保をお願いしてございます。その上で、「本日来庁したものの、本日中に申請できなかった方」が生じた場合には、お名前等をご確認いただいた上で、明日以降、市町村において個別にご対応いただくこととなっております。基本的には明日、来庁いただきたい、ということでございます」
――最終日ということで、各地の窓口が混雑してるようですが、総務省で最大どれくらいの待ち時間があったとか把握していますか?
総務省担当室長
「本日、朝方頃から、状況によるんですけれども40~75分程度のオンライン申請の待ち時間が出ているという状況でございます。また、夜に向けて待ち時間が延びていくということも想定をしております。また、個別市町村にヒアリングをし把握をしております」
「個別の市町村名は控えさせていただきたいと思いますけれども、土日に比べれば、申請の待ち時間は少し縮小している自治体もあるようです」
尾身総務副大臣
「(オンラインのほうは)本日、非常に混み合ったことを踏まえまして緊急避難的に対応を行うものでございまして、明日中の申請をぜひお願いしたいというふうに思っております。また、窓口につきましても本日ご来場いただいたものの本日中に手続きが終わらなかった方を対象とするものであり、基本的には明日ご来場いただければと考えております」
「また、それ以外にも、郵送や、まちなかの証明写真機での申請もできますので、そちらの方もご活用ください。どうぞよろしくお願いいたします」
――最終日の混乱、混雑の受け止めを。
尾身総務副大臣
「まず、冒頭申し上げましたように、大変多くの方が本日最終日ということで、マイナンバーカードの取得の意思表示をしていただいたということを大変ありがたく受け止めております。その上で、混乱を生じてしまったことに対しましてお詫びを申し上げたいというふうに思います」
「明日、なるべく空き時間、あるいはアクセスが空いているような時間帯を見計らって、オンラインでのご申請をしていただければというふうに思います。明日中に終了することが条件となってございますので、その点につきましてもぜひご理解をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
――例えば「今週いっぱい」とか、もう少し延ばせば、もうちょっと余裕も出ると思うんですけれど、明日にこだわる理由を改めてお伺いたい。
尾身総務副大臣
「2月末が申請期限だということは、かなり前から周知もさせていただいておりましたので、その点は締め切りをいつまでも延ばすということは得策ではないと考えておりますので、ぜひ皆様のご理解をいただければと思います」
――あすになれば、オンライン申請のほうが、少し待ち時間が緩和されるとかの見込みはあるんでしょうか?
総務省担当室長
「マイナポイント第1弾の時も『次の日(まで延長)』ということをやったんですけれども、その時は比較的、あの(申請用)サイトが落ち着いておりまして、スムーズに申請できる状況だったと認識しております。そういうことを踏まえて、明日中の申請をお願いするということでございます」
――自治体の窓口対応ですが、2日以降も申請者の状況によっては例外的に受け付けることもありうるという理解なのか?1日のみという理解なのか、どちらでしょうか?
尾身総務副大臣
「『本日、来ていただいた方への救済措置』ということでございますので、自治体窓口に本日、来ていただいた方のみが対象となります。ですから『改めて来庁していただく』という形をとらせていただきますので、2日以降に(初めて)ご来庁いただいた方等は対象となりません」
――今日きた方で、手続きできなかった方が、明日、よんどころない事情で来られないという場合は、2日以降に個別に対処できるのでしょうか?
尾身総務副大臣
「『今日、できるだけ市町村の方で受けていただく』というのが大前提なので、その上での話ですけれども、明日、来ていただけるようにお願いをしている、ということでございます。その上で、市町村のほうで、いろんな個別に対応はあるかもしれませんけども、私どもとしては明日の対応をお願いしているということでございます」
――自治体窓口で、今日、申請できずに、明日、来庁して申請した方は「28日付の申請」となるのでしょうか?
総務省担当室長
「窓口については『28日付の申請』でございます。オンラインについては、明日のものは『3月1日付』ということで整理がされております」
――自治体窓口での受付は、閉庁時間を過ぎても対応するような市町村があるのか?「今日きて申請ができず、明日また来庁していただく方」は、何か書類を書くとかの手順が必要になるのか?
総務省担当室長
「まず前提として、今日、市町村は閉庁時間を超えて可能な限り窓口で対応していただくようにとお願いをしております。その上で、『今日、何らかの事情で(申請手続きを)できなかった場合は、市町村の方で来られてる方の氏名などを確認してもらって、個別に明日、対応してください』ということをお願いするということでございます」
――再度の申請期限の延長はもうないという理解でよろしいでしょうか?
尾身総務副大臣
「延長はございません」
――仮に、例えば高齢者で、「私はオンラインできないんだけど、28日には来てません。でも、やりたいんだ」という時、もう、その方はお断りということになるんでしょうか?
総務省担当室長
「従前から周知させていただきました通り28日が申請期限ということでございますので、市町村の窓口に来庁いただいて、市町村等の事情でうまく対応できなかった場合に、明日の対応を認めるというものでありますので、『今日ご来庁いただいた方が対象』ということでございます」
尾身総務副大臣
「最後にもう一言申し上げます。繰り返しになりますが、多くの国民の皆様方が申請の意思を示していただいたことに感謝申し上げたいというふうに思います」
「その上で、本日混乱をきたしましたことに対しましては、総務省といたしましても誠心誠意、しっかりと対応させていただきます」