盛山文科相「正直覚えてない」 “統一教会”推薦確認書へのサイン
いわゆる統一教会との関係をめぐり、8日も野党が盛山文部科学大臣を追及しています。野党が教団側の推薦確認書にサインしたか追及したのに対し、盛山文科相は「正直覚えてない」と述べました。中継です。
7日は「うすうす思い出してきた」と発言した盛山文科相ですが、8日は「正直、覚えていない」と答弁を後退させました。
立憲民主党・藤岡隆雄議員「写真を見て『うすうす思い出してきた』というふうに答弁をされる、軽率にサインしたことについては『おっしゃるとおり』というところまでおっしゃっているんですけども、推薦確認書について、これは当然サインしていたというふうに見るしかないと思うんですけども」
盛山文科相「この推薦書というものが、推薦確認書にサインをした上で出る。だからサインしたんでしょうというご質問に対して、そういうことであれば、サインをしたのかもしれませんと申し上げただけで、私は推薦確認書なるものにサインをしたかどうか、正直覚えておりません」
また、選挙で教団側に支援を要請したかについて盛山文科相は改めて「要請したことはない」と強調しました。
立憲民主党の藤岡議員は、要請していなくても「電話かけの支援を受けた可能性はあるのか」とただしましたが、盛山文科相は「自分たちで確認できない、知り得ないことだ」と述べただけでした。
藤岡議員は教団との関係が疑われ説明が不足していることを指摘し、「大臣として適性を欠いている」と辞任を求めました。
これに対し、盛山文科相は辞任する考えはないと答弁しました。