自民・杉田水脈議員“アイヌ差別”投稿 札幌法務局が人権侵犯認定
自民党の杉田水脈衆議院議員が7年前、自らのブログなどにアイヌ民族を差別する投稿をしたことについて、札幌法務局が人権侵犯にあたると認定したことがわかりました。
杉田議員は2016年、国連の会議に参加した際、自らのブログやSNSに「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「気分が悪くなる」などアイヌ民族を差別する投稿をしていました。
杉田議員の事務所によると、今月上旬、札幌法務局から「人権侵犯の事実があった」などとする文書が届いたということです。
日本テレビの取材に対し、杉田議員の事務所は「本人がコメントする予定はありません」と話しています。
この問題について、松野官房長官は「一般論として、アイヌの人々に対して、アイヌであることを理由として差別することは、あってはならない」と述べました。