中国海警船4隻が領海侵入…日本政府が中国側に抗議
中国海警局の船4隻が12日、沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入したことについて、松野官房長官は、外交ルートを通じて中国側に厳重に抗議したことを明らかにしました。
松野官房長官は12日、会見で、12日午前9時45分ごろから午前11時45分ごろにかけて、中国海警局の船4隻が沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入したと発表しました。
今回の領海侵入について、松野長官は「国際法違反であり、外交ルートにおいて厳重に抗議した」と述べ、日本の領海から速やかに退去するよう強く求めたということです。
また、中国海警局の船による領海侵入や接続水域での航行が相次いでいることについて「極めて深刻に考えている」と述べた上で、尖閣諸島周辺の警戒監視に万全を尽くす姿勢を改めて示しました。