秋葉復興相 秘書2人に車上運動員“報酬”か 問題指摘相次ぐ
政治資金の問題などが相次いで指摘されている秋葉復興相について、29日も野党側が追及を続けています。
秋葉復興相が去年の衆院選で秘書2人に車上運動員として報酬を支払っていたことをめぐり、野党側は当時の記録を提出するよう求めました。
立憲民主党・渡辺創議員「宮城県選挙管理委員会には、昨年の衆議院(選挙)時の車上運動員の活動予定などを事前に登録した公文書が保管をされているということであります。開示を行うように求めていただきたい」
秋葉復興相「事実関係をよく精査して、お答えできることが可能であれば、しっかりとお答えをしてまいりたい」
立憲民主党・渡辺創議員「秋葉大臣の説明は、できる限りの情報公開ですか。説明を続けたからといって、国民の信頼が得られるという状態でしょうか」
岸田首相「愚直に説明責任を果たしていくことが重要であると、認識をしております」
野党側はまた、政治団体は監査が義務付けられているのに、なぜ秋葉復興相の後援会は過去3年間、監査料の支出がないのかと指摘しました。
秋葉復興相は自民党支部と後援会の監査人が同一人物であったことから、支部から後援会の分をまとめて支払っていたと説明しましたが、「これからは適切に対応してまいりたい」と釈明しました。