麻生副総裁「台湾民主化の父」李登輝元総統の墓訪れ献花 あす蔡英文総統と会談へ
台湾を訪問中の自民党の麻生副総裁が、「台湾民主化の父」と呼ばれる李登輝元総統の墓を訪れ、献花を行いました。8日は蔡英文総統と会談を行う予定です。
7日に台湾入りした麻生副総裁は、台北近郊にある李登輝元総統の墓を訪れ、二女ら遺族の案内のもと、献花しました。「親日派」としても知られる李登輝氏は、1996年に初めての台湾総統選を実現し勝利するなど、「台湾民主化の父」と呼ばれています。
麻生氏は8日、台湾のトップ・蔡英文総統と会談するほか、来年1月の総統選に出馬する頼清徳副総統とも昼食をともにする予定で、日本と台湾の関係強化につなげたい考えです。
自民党によりますと副総裁の台湾への公式訪問は、1972年に日本と台湾が断交して以来、初めてです。