立憲民主党の小西参議院議員が衆議院の憲法審査会に対し「毎週開催はサルがやること」などと発言した問題で参議院・憲法審査会の中曽根会長が5日、「極めて失礼な発言だ」と強く非難しました。

小西議員は「毎週開催はサルがやることで蛮族の行為だ」などと発言し審査会の筆頭幹事を更迭されましたが、5日の審査会には委員として出席しました。

参議院・中曽根憲法審査会長「（小西氏の発言は）真摯に議論を行っている、衆議院・憲法審査会の委員の皆様に対し、極めて失礼であるとともに、各院の審議の独立性を侵しかねない重大な発言である」

中曽根会長は「看過できない発言だ」などと強く非難しました。

また、与野党の委員からは小西議員に対し発言の撤回や謝罪を求める声が相次ぎました。

これに対し、小西議員は発言せず、終了後、記者団の問いかけにも「いい議論だった」と述べるにとどめました。