ベラルーシに「危険情報」邦人約70人“被害情報なし”
外務省は3日、ベラルーシのウクライナ国境周辺をレベル4(退避勧告)、それ以外の地域をレベル3(渡航中止勧告)にそれぞれ引き上げました。
ロシアによるウクライナ侵略の影響で、ベラルーシとウクライナの国境周辺地域は危険な状況となっています。こうした状況を受けて、外務省は、3日ベラルーシのウクライナ国境周辺をレベル4(退避勧告)、それ以外の地域をレベル3(渡航中止勧告)にそれぞれ引き上げました。
松野官房長官は、4日の会見で、ベラルーシに残る日本人は今月1日時点で約70人いて現時点までに被害情報はないと明らかにしました。
その上で、「ヨーロッパ各国はロシアやベラルーシとのフライトを禁止していて、ベラルーシからの出国が困難になる可能性も排除できない」と述べ、ベラルーシに留まっている日本人に対して、在ベラルーシの日本大使館から随時、メールを発出し、注意喚起を行っていると強調しました。