県議の海外視察の在り方を議論 プロジェクトチームが初会合 報告書の「義務づけなし」どうなる 福岡
福岡県議会で4日、議会改革プロジェクトチームの初会合が開かれました。県議団による海外視察の在り方を見直すことが目的です。
プロジェクトチームは超党派の議員10人で構成され、4日に午後1回目の会議が開かれました。
福岡県議団の海外視察を巡っては、ことし4月に議員や職員21人が南アフリカやドバイなどを訪問し、うち10人分の費用が公費でまかなわれましたが、視察後の報告書が義務づけられていないことなどが問題視されています。
服部知事から改善を図るよう申し入れを受け、プロジェクトチームが設置されたもので、会議ではここ数年の海外視察の現状が報告されました。
議員からは「事後の活動報告の公表は大事だと思うが、事例ごとに工夫していく必要がある」などの意見が出されていました。
プロジェクトチームでは6月議会の閉会までに、中間のとりまとめを行うということです。