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「徳島市の理解を得るべく真摯な協議」 新ホール注目の県議会6月定例会が開会【徳島】

2024年6月13日 18:20
「徳島市の理解を得るべく真摯な協議」 新ホール注目の県議会6月定例会が開会【徳島】
県議会6月定例会が6月13日開会し、後藤田知事は、県が新ホールの建設候補地としてあげている藍場浜公園西側について「県都のまちづくりの観点からも優れた場所だ」と述べ、議会での議論そして徳島市など関係者との協議を進める考えを示しました。

6月13日に開かれた徳島県議会6月定例会には、防災減災対策などを盛り込んだ一般会計補正予算案約8億円を含む、21の議案が提出されました。

所信表明の中で後藤田知事は、県が県議会事前委員会で発表した徳島市の藍場浜公園西側での新ホール整備の調査結果について、旧文化センター跡地での計画案に比べ安価であることに加え、機能や工期の観点からも遜色ないものだとし、この建設候補地について次のように述べました。

(後藤田知事)
「今後の県都のまちづくりの観点からも優れた場所となっている」

また、JR徳島駅北口の車両基地の移設についても、技術的に可能であることが確認できたとして、今後、鉄道高架と車両基地の移設をセットで整備することの事業化に向けた新たな計画を示す考えを示しました。

その上で、旧文化センター跡地でのホール整備計画で、徳島市が所有していた土地の県への譲渡や、県と市の役割分担を決めた「県市基本協定」の取扱いについて次のように述べました。

(後藤田知事)
「徳島市の理解を得るべく真摯な協議を行いたい」

県議会6月定例会は、7月3日まで21日間開催されます。

(後藤田知事)
「町づくり全体の中でホールがどうあるべきかまた、それによって周りの駅周辺がどうやって機能的に最大化されるかこういう建設的な意見、アクセルを踏んでいただきたいブレーキではなくアクセルをぜひ踏んでいただきたいと思います」

(小喜多 雅明記者)
「2015年に徳島市立文化センターが閉館してから、気づくともう9年余り。聞こえてくる多くの県民の声は、いったい新ホールはいつ出来るのかということです。今後、県議会において、その声にどう応えて議論を進めていくのか、県民は注視しています」
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