6月定例熊本市議会が4日開会し、熊本市電で運行トラブルが相次いでいることについて、大西一史市長が陳謝しました。

4日開会した熊本市議会。その冒頭で…。
■熊本市 大西一史市長
「熊本市電においては、重大事故につながりかねないインシデントが立て続けに発生しておりますことに、議員各位をはじめ、市民の皆様に対し、深くお詫び申し上げます」

大西市長はこのように述べ、熊本市電で相次いでいる運行トラブルについて陳謝しました。

また、市議会では、総額11億円1700万円の一般会計補正予算案が提出されました。補正予算案には、県内のバスや熊本電鉄で全国交通系ICカードでの決済を今年度で廃止する代わりにクレジットカードなどのタッチ決済を導入する費用の補助金として1億1200万円あまりが盛り込まれています。このほか、能登半島地震の復旧支援のため、職員派遣にかかる経費として約1500万円などが計上されています。

6月定例熊本市議会は6月27日までです。