衆議院富山1区の候補者選考にあたり、現職を含む予備選挙の検討に入った自民党富山市連の続報です。

市連は4日、所属議員へ田畑裕明衆議院議員を推薦できるか問うアンケートに乗り出しました。

期限は5日午前です。

市連所属の議員を対象としたアンケートでは、現職の田畑議員を次の衆院選で候補者として推薦することに「賛成」「反対」または「決めかねている」の3択で回答を求めています。

また、その理由と、総選挙で市連として取り組むべき活動について意見を求める内容です。

回答期限は5日午前11時です。

富山市連の中川支部長は３日…
「現職を含めて予備選なんかやることも必要でないのかなということを、最後にみなさんに考えてほしいと言っていたわけです」

富山1区の現職田畑裕明衆議院議員に対する、政治とカネなどをめぐる批判を受け、異例の現職を含む予備選挙を検討する考えを示していました。

市連は5日午後に予定する市連の執行部会で、アンケートの結果も参考に次期総選挙への対応を話し合います。

田畑議員は4日今回の予備選検討について「有権者の皆様の負託に応えるべく、12年間立ち止まることなく懸命に取り組んで参りました。引き続き、国政、富山県、富山市の発展のために尽力することを固く誓うものです」というコメントを出しました。