1月19日以降に説明か 自民政治資金パーティーめぐる問題 野上元農水相
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をめぐり、派閥からキックバックされた一部を裏金化していた可能性があるとみられている、安倍派の野上浩太郎参議院議員は19日金曜以降に説明の場を設けるとみられることがわかりました。
政治資金や派閥のあり方について議論する、自民党の政治刷新本部は17日の会合で、有識者からのヒアリングなどを行いました。副本部長を務める野上浩太郎議員は会合に呼ばれていないということで出席していませんでした。
本部のメンバーに名を連ねた10人の安倍派議員を巡っては、野上議員を含む9人が、派閥からキックバックされたパーティー収入の一部を裏金化していた可能性があるとみられていますが、野上議員はまだ裏金化していたのかどうかについて明確に答えていません。
17日KNBの取材に対し、野上議員側は裏金化については「わからない」としたうえで、19日開かれる見通しの安倍派の総会後に説明することになるだろうと答えました。