7月に行われる見込みの参議院選挙 富山選挙区で推薦する候補者について、県内の労働組合でつくる連合富山はきょう、国民民主党が公認した候補で一本化する考えを示しました。

連合富山はきょう、執行委員会を開き、冒頭を除き非公開で協議しました。

そのなかで浜守秀樹会長は、参議院選挙で連合富山として推薦する候補者を、国民民主党が公認を決めている富山市の会社社長、庭田幸恵さんとする考えを示しました。

連合富山は、支援する立憲民主党県連と国民民主党県連との三者協議で、2月中旬を期限として推薦候補の一本化を図ることを確認していました。

連合富山・浜守秀樹会長「2月中旬、今日時点で公認候補は国民民主党だけということで、その方を最優先に手続きに入るということを確認した」

来月19日に開く次回の執行委員会で庭田さん推薦を正式に確認し、連合本部に推薦を要請する方針です。

立憲民主党県連は、公認候補の選考が難航していて、連合富山の意向に対し、「引き続き候補者擁立を進める」としたうえで、「一本化は必要だ」という認識を示しました。

参院選富山選挙区にはこのほか、自民党現職の堂故茂さんが、3期目を目指して立候補を表明しています。